2011/12/18

[ruby] matrix.rb をちょっと拡張してみた

Maximaで言う所の addcol や addrow がruby の Class Matrix にも欲しかったので,拡張してみた.
とりあえず github にもあげてみた. README 書かなきゃ.. 追記:ちょっと思う所があって,レポジトリの名前を変えました-> 新しいリンク

2011/11/26

[ruby] いくつかのサイズの同じ配列から新たな配列を作る

例えば のような配列があったとして,各要素の和を取る配列を作りたい時は, まぁ,Vectorを使う手もあるかもしれないけど,ちょっと遠回りな感じ.

2011/10/12

aspell で # を context-delimiters として機能させる.

aspell は言わずと知れたスペルチェッカで,すごいところは,ソースコードのコメント部分や文字リテラルの部分だけをスペルチェックしてくれたりするので,doxygen や rdoc なんかでソースのコメント部分からドキュメントを作るときには便利なわけです.で,コメント行となる記号は,言語によって様々なのだけど,c/c++ なんかで使われる // や /* */ だったり # で始まるものが多いので,デフォルトでそうなるようなモードがあってたとえば,デフォルトのcontext-delimiters は,

だったり,

という感じで設定されている,のだけども,ここで落とし穴が.

これらの設定は例えば /usr/lib/aspell/の*.amf に設定されていて,例えばcomment.amf は

のようになっているわけなのだけど,ここで問題なのはこの設定ファイル自体のコメント行は"#"なので,context-delimiter として"#"を指定したい場合は"\"でエスケープする必要があるのだけど,それでも"#"で始まる行のスペルチェックは実行されない..ので,実行時に明示的に --add-context-delimiters="# \0" として指定する必要がある.

例えば,rubyのソースコードのコメントをスペルチェックする場合は,/usr/lib/aspell などに ruby.amf として

というファイルを作成して,

と実行.
(ヒアドキュメントは,,ま,いっか)

これってバグだよね..?

2011/10/03

Oktoberfest

201109 Octoberfest

早いもので,ミュンヘンに着てからもう半年.
こちらもだいぶ日が短くなってきて,朝起きたてもまだ外は真っ暗です.
出かける頃にはだいぶ明るくなってますが.

さて,例のOktoberfest も今日をもって(多分)終了です.
僕は結局,二回,Labの同僚と行ってきました.

一度目は4人ほどでこじんまりと.
木曜の夕方だったのだけど,どのテントもあまりにも混んでて,
3ユーロ払ってOide Wiesen という一角へ.
こちらでなんとか席を見つけて,飲んだり食べたり.

2度目は,Labメンバーほぼ全員と,
(同僚曰く) the calmest tent なHippodrom へ.
こちらは,水曜日の昼過ぎから夕方まで.
いや,お前ら平日昼間なんだから働けよ,と思う位の人出で 笑
まぁ,the calmest というだけあって,テーブルの上で踊り出す人たちは
(ほとんど)いなかったのがよかったかと..

ということで,ここ2週間はTheresienwiese 近辺の人出はひどかったけど,
あんまり被害は(笑)なかったのでよかったです.


これからどんどん寒くなってくるので,これからいろいろ冬物調達しなくては.

2011/09/04

Oktoberfest に向けて準備中のTheresienwiese に行ってみた

Octoberfest 建設中

木曜日の夜に,たまたま何人かで Oktoberfest が開催される Theresienwiese にいってみて,いろいろ建設中だったのを見たのだけど,今度は日曜の昼下がりにまた行ってみた.開催まであと2週間ほど.ま,ビールを飲まない人にとってはあんまり興味がわかないイベントではありますが..笑 それでも,2,3ヶ月前から準備を始める気合の入れようには感心します,はい.(上のリンクからたどれるアルバムにもあるように)テントというよりはホールと言ってもいいくらいの大きさのテントや,ジェットコースターなんかが出現するので,まぁそれくらいの期間はかかるのだろうけど.

2011/08/16

ハンブルク日本人学校創 立30周年記念同窓会

ハンブルク日本人学校
1週間休暇をとって,ハンブルグまで,日本人学校の同窓会に行ってきました.

事前に参加者は僕を含めて3人(!)ということは知っていたので,こじんまりしたものだとは思っていたけど,夏休みで在校生もいなくて,全部で6人ほどでケーキを食べながらおしゃべりしながら,と,なんともアットホームな感じでした.
ちなみに,他の二人の参加者はフランクフルト在住のS君と,名古屋のH先生.S君は学年が一つ上だったり,H先生は妹のことを知っていたりと,わりと近い人たちで,話もいろいろ盛り上がったり.最後は,S先生に学校内を案内してもらいました(上の写真のリンク参照).

その後,みんなで Hauptbahnhof 近くの gröninger というビアホール的なところへ.ちなみにここは,日本人学校の先生方がよく打ち上げに利用されるようなので,ご注意ください.(なにをだ)

ハンブルク滞在中はずっと天気が悪かったけど,他にはハンブルクでの常宿となりつつあるO家の子供たちと遊んだり,街中歩きまわったり,なかなか楽しい休暇でした.

2011/08/04

Rubykaigi 2011

RubyKaigi 2011 から2週間ちょっと.練馬で開催されていたので参加はできてないけど,発表のビデオは公開されているのです.いやー,いい世の中ですね.以下,面白いと思ったもの,順不同.


三題噺: 振子とPGと百年の言語

rubyのパパによる発表.黒い Matz が堪能できます 笑
http://rubykaigi.org/2011/ja/schedule/details/18M10

[18M10] Pendulum, PG, and the hundred year language from rubykaigi on Vimeo.


軽量ruby

組み込み向けのruby.ruby でロボットが動かせたら面白いよね.でも,ロボットの制御がソフトリアルタイムじゃちょっとまずい気が..
http://rubykaigi.org/2011/ja/schedule/details/16S04

[16S04] Lightweight Ruby (ja) from ogi on Vimeo.


3/11 そしてRubyistとしてできること

@makoto_inoue さんの発表.東日本大震災のときのソフトウェアエンジニアの活躍とこれから.
http://rubykaigi.org/2011/ja/schedule/details/18S04

[18S04] The Great Eastern Japan Earthquake and what you can do as a Rubyist ? (en) from ogi on Vimeo.


Writing Friendly Libraries

がりがりライブラリを書いてみたい.
http://rubykaigi.org/2011/ja/schedule/details/17S03

[17S03] Writing Friendly Libraries (en) from ogi on Vimeo.


一般社団法人日本Rubyの会と関連プロジェクト報告(るびま,るりま)

るびま大好きです.googleとかの検索で引っかかる古いリファレンルマニュアルの各ページが,新しいリファレンスマニュアル(るりま)のトップページ(?)にリダイレクトされるようになったけど,なんか使い勝手が悪い.るりまの各ページにるりまサーチの検索窓がついたらうれしいな.
http://rubykaigi.org/2011/ja/schedule/details/18M01

[18M01] Ruby-no-kai Itself and Some Related Projects. from rubykaigi on Vimeo.


Actors on stage

並行(concurrent)処理について.散髪屋さんにはぜひとも間違ってクビを落とされないようにしてほしいです (ぇ
http://rubykaigi.org/2011/ja/schedule/details/17S01

[17S01] Ruby goes to Hollywood (en) from ogi on Vimeo.


parse.yの歩き方

オレオレ言語 笑 ennnnnnd はこれか!参照そして,発表者は google wave本の人か!
http://rubykaigi.org/2011/ja/schedule/details/18S01

[18S01] Parse.y Famtour (ja) from ogi on Vimeo.

2011/07/30

cygwin tips

Cygwin + 自前ビルドのruby1.9.2-p290 + Ruby/GTK2 な環境をつくろうとして,
いろいろと苦労してたのだけど(結局諦めた..),その過程でいくつか便利なものを発見したので,メモ.

mintty

windows はコンソールというかターミナルというかコマンドプロンプトが貧弱すぎるのがウィークポイントなので Cygwin を使っているのだけど,どちらにしろターミナルはイケてないのはかわりない.で,puttycyg という,puttyでcygwinが使えるようにしたのを使っていたのだけど,cygwin 標準でmintty というのが使えることを発見.cygwin の setup.exe からパッケージを選ぶところで選択してインストール可能で,スタートメニューに登録されるのでそこから起動する.フォントの指定はもちろんのこと,透明度まで(4段階だけど)指定可能.まぁ,透明度を指定するとマシンパワーを食うのでオフにしたけど..

cygwin ports project

cygwin のレポジトリにあがっているバイナリはバージョンが古いのだけど,cygwin ports には新しいものが上がっている模様.cygwin ports project のページを参考に利用可能.

ruby1.9.2 + Ruby/GTK on Cygwin

Cygwin 上で gem でgtk2をインストールするも(--platform=ruby でも --platform=x86-mingw32 でも) うまくいかず..結局,window installer からダウンロードしたものをインストールして,これをつかう.とっても負けた感じ... 笑

2011/07/23

cygwin on WindowsXP で OpenCV を使えるようにする。

Windows + Cygwin で OpenCVを使おうとしていろいろはまったので、以下メモ。
なんだか回りくどいので、もっとスマートな方法があったら教えてください。。

準備

MinGW

OpenCVはCMakeを使うのだけど、それを使うためにMinGWをインストール。
このあたりを参考にGCC Compiler Suite をインストール。/Path_to_MinGW/bin にパスも通しておく。

CMake

ここからGUI版のCMake をダウンロード、インストール。

OpenCVのソースコード

今回はversion 2.3 をインストールするので、ここからソースコード OpenCV-2.3.0-win-src.zip をダウンロード。

Cygwin

Cygwin に mingw-gcc-core, mingw-gcc-g++をインストール(バージョンは4.5.2-1でした)。
ついでに pkg-config もインストール。

コンパイル

CMake

CMake で、ソースフォルダ、ビルドフォルダを指定。
configure ボタンをクリック。projectは、"MinGW Makefiles" を指定。
window内の設定を確認して、configure, generate をクリック。

コンパイル

Cygwinコマンドプロンプト,もしくはMSYSでソースファイルのディレクトリに移動。
/path_to_MinGW/mingw32-make を実行してコンパイル。
(cygwin の makeだとなんだかよくわからない状態になる。。)

インストール

/path_to_MinGW/mingw32-make install でインストール。
/path_to_OpenCVBuild/install/ にインストールされる。

OpenCVを使ったプログラムのビルド、実行

準備

pkg-config を使う場合は、環境変数PKG_CONFIG_PATH に
/path_to_OpenCVBuild/unix-install を追加。
必要に応じて、opencv.pc の中のフルパスをcygwin用の表現に修正。

/path_to_OpenCVBuild/install/bin をPATHに含める。

コンパイル、実行

i686-pc-mingw32-g++ を使ってコンパイル。フラグは、`pkg-config --libs --clfags opencv` で指定。
これで、実行可能なバイナリができる、はず。

2011/07/18

Japanfest と 女子ワールドカップ決勝




この前の日曜日は,Englischer Garten で Japanfest (日本祭り)ということで,遊びにいってみた.
なんというか,わりとこじんまりとしたものを想像していたのだけど,ものすごい人口密度..
Englischer Garten の日本庭園の付近でやっていたのだけど,
Englischer Garten 自体ばかでかいんだから,もうちょっと広めにやればいいのに,,
とか思いつつも来場者の大半が(多分)ドイツ人でかなり盛況だったので,なんだか感心してしまったり.
かなり本気でコスプレしてる人も多くて,これもこれで感心してしまったり.
とはいえ,あまりに人口密度が高いので,一周まわって退散してしまったのでした..

夜はワールドカップの決勝を見ようという目論見で,
準決勝を一緒に見た2人と(Japanfest も一緒だったけど) Ratskeller というレストランへ.
レストランの奥のほうでプロジェクタで試合が見れるようになっていて,
その一角をアメリカ人と日本人で占拠 笑
試合は,前半は特にどうにも日本の動きが重い印象で,
どちらもミスが多かったけど,
ものすごいエンターテイメントな試合でした,はい.
いや,正直勝てるとは思ってなかったです,お見逸れしました.

ということで,男子サッカーがようやくベスト16に辿りつけたと思ったら,
女子サッカーは優勝してしまったわけですが.
世界的に見ても,女子サッカーの状況は男子に比べて環境は整ってはいないと思うので,
ここでちょっと本気出してみたら世界のトップレベルで居続けられると思うのだけど.
(Jリーグのクラブがユース以下のチームを持つことが義務付けられているみたいに,
女子サッカーへのコミットメントを義務付ける,とか.)
今後,どうなっていくかは注目ですな.

2011/07/14

パブリックビューイング 日本 ー スウェーデン


たまたまfacebookで,準決勝の二試合のパブリックビューイングがあるというのをみつけて,
mixi(!)のミュンヘンコミュに書きこみしてみたら興味を持ってくれた人がいたので,
一緒に観戦することに.

このパブリックビューイングは,なにか女性とスポーツとか関するイベントの一環だったようで,
メインなイベントは試合前に別にあったようで,
日本 - スウェーデン戦のときはもう人もほとんどいない状態だったので,真正面のいい場所を確保.

今回のワールドカップの試合は,(テレビ持ってないので)まともに見るのははじめてだったのだけど,
なんか,想像以上にうまかった(なんか上から目線..).
結果も3-1の逆転勝ちで決勝進出という素晴らしい物だったので大満足.
決勝もどこかでみられるといいな,と.

ちなみに,試合見てて思ったこと.
"大野さんイカツイっすねw"

2011/06/03

ミュンヘン2ヶ月

ということで,ミュンヘンに来てから2ヶ月が過ぎました.
一昨日,日本から送った船便も届いて,
今は部屋の中がダンボールの空き箱だらけですが,
だいぶものも揃って来ました.

職場環境は,割と自由な雰囲気というか,
一応目安の労働時間はあるものの,かなりフレックスな感じ.
それでも毎朝8時半ころにはオフィスについて,
夕方の5時とか6時とかに帰宅するのが(僕の場合)標準です.

日本は,震災の影響はまだまだ残っているはずなのに,
政治が足を思いっきり引っ張っているようで..
思いつきでいろいろ動いているようで,やってられない感じですねぇ..
まぁ,ドイツも2022年までに原発を止めるとか,
食中毒とか色々話題には事欠きませんが..


G大阪の宇佐美がミュンヘンに来るとか来ないとか.
ちょっと楽しみ.

2011/04/10

ご報告

あの地震が発生してから,もう一ヶ月です.

まだまだ,行方不明者が1万人を超えていて,
原子力発電所も安定的な冷温停止状態にはまだまだ遠い状態です.
自分自身の身近な部分では,具体的な犠牲はほとんどなかったのですが,
亡くなられた方たちのご冥福をお祈りし,
被災された方達にはお見舞い申し上げます.
未だ復旧すらままならない地域もあるとは思いますが,
できるだけ早く被災地域全体が復興にむけて進むことを期待しております.


というような状況ではありますが,
僕自身は3月末で博士号を取得し,
4月よりミュンヘン工科大学のポスドクに就きました.
任期はよくわかりません..

ということで,現在ミュンヘンにおります.
未だ,滞在許可も労働許可もちゃんとはおりてなくて,
アパートも探しているような仮住まいな感じではありますが.

ミュンヘン工科大学のポスドクとはいえ,
実際に働くのはとある企業の研究所です.
ボスも含め,同僚は楽しくて優秀な人たちなので
楽しく仕事ができそうではありますが,
論文投稿,という感じではないので,学会参加は望み薄ですかね.


できるだけ早く(アパート探し等を含めて)生活を落ち着かせたいものです.


ということで,南ドイツをかすめるときは,皆様ご連絡くださいませ.

2011/03/06

excite blog から blogger へ引越し

元のブログ -> Tagebuch

きっかけ

5年ほど使っていたけど,<script> が使えないとか,いろいろ不便なexcite blogからお引越し.
VPSを借りてtDiaryとかも考えたのだけど,将来的にどこにいるかでレイテンシが気になる可能性もあるなー,と思ってしまったので却下.(僕が行きそうな)世界中どこからでも同じようにアクセス出来るであろうbloggerを使うことにしたのでした.

excite blog 記事のエクスポート

excite blog には記事のエクスポート機能が存在しないので,エキサイトブログ引越しを使って,fc2ブログ形式でエクスポート.このとき,スキンが"シンプルパターン"じゃないとうまくいかないっぽい.

fc2形式 -> blogger形式

fc2ブログ形式では,bloggerにインポートできないので,blogger形式に変換する必要がある.fc2ブログ形式は,Movable Typeの形式とほぼ同じようなので,google-blog-converters-appengineが使える.この中の movabletype2blogger で変換できるのだけど,movabletype2blogger が想定している日付に関するフォーマットが,fc2ブログ形式として吐き出されたデータのフォーマットと食い違っているので,下記のように修正する必要がある.
Index: src/movabletype2blogger/mt2b.py
===================================================================
--- src/movabletype2blogger/mt2b.py (リビジョン 91)
+++ src/movabletype2blogger/mt2b.py (作業コピー)
@@ -305,7 +305,8 @@
 
   def _FromMtTime(self, mt_time):
     try:
-      return time.strptime(mt_time, "%m/%d/%Y %I:%M:%S %p")
+      #return time.strptime(mt_time, "%m/%d/%Y %I:%M:%S %p")
+      return time.strptime(mt_time, "%m/%d/%Y %H:%M:%S")
     except ValueError:
       return time.gmtime()

blogger にインポート

上で修正したスクリプトで吐き出したxmlをbloggerにインポートすれば,記事とコメントの移行は完了.(このとき,bloggerのタイムゾーンをGMT+00にしておかないと,時間がおかしくなる..?)トラックバックは消えてしまったけど,まぁ,ほとんど使ってなかったしな.あと,画像は元のexciteブログから引っ張ってきているだけなので,必要に応じて手動でアップロードするなど.まぁ,excite blogも消さずに残しておくつもりなので,そのままでいいかな.

終わり

ということで移行終了.昔からやってみたかった SyntaxHighlighterも導入.verilogとgnuplotとbibtexがサポートされてなかったので,自分でjavascriptを書く.これは(あとLaTeXのも)githubにあげたので興味ある人はどうぞ

2011/02/12

博士への長い道


一ヶ月ほど前に
提出した博士論文が大学に(より正確には専攻教員会議に)
受理されたということなので(はい,皆さん拍手!),
これまでの博士への長い道のりをまとめてみたいと思います.
題して博士への長い道 inspired by itojunさん

まず,博士とは,

博士 (Doctor) の学位は、国によって多少の差異はあるものの基本的に最上位の学位と
して位置づけられている.通常は、大学など高等教育機関や学位授与機関における学士
又は修士及びそれと同等の学力があると認められた者が、大学院の博士課程あるいは博
士後期課程を修了することで取得できる.(後略) from wikipedia

ということで,4年生大学を卒業すると"学士(Bachelor)",
その後修士課程を卒業すると"修士(Master)"
さらに博士課程を卒業すると"博士(Doctor)"の学位がそれぞれ与えられます.
(単位取得退学はおいときます)
ということで,博士号は学歴のなかでも一番高いところに位置づけられるので,
博士号が大して評価されないとある国の社会は学歴社会ではないのはまた別な話.

博士取得の基本的な話は,itojunさんのところに書いてある通り.
ただし,計算機科学専攻はもうなくなってしまっていているのと,
僕が所属してるのは総合デザイン工学専攻というまたちょっと違った専攻なので,
違うところもあります.

博士論文を執筆するための条件は,
原著論文複数本(ようするに2本以上)ということでした.
これは,理工学研究科の履修案内に明記されてます.
(それ以外でもいいようにちょっと曖昧にはなってますが..)


承認までのプロセスは,
学位論文の審査開始を審議 (専修会議)
->
公聴会 (public hearing)
->
論文修正
->
最終審査 (final defence)
->
論文修正,確認
->
審査結果確認
->
製本して大学に提出
->
審査結果の承認 (専攻会議)

必要な書類や注意事項なんかは,わりとwebにあがってます.


ということで,結構大変なプロセスだったので,
これからやるという人はいろいろ覚悟するといいと思うよ! 笑

ほかにも,"博士への長い道"で検索するといろいろ出てくるので,
興味ある人は是非.
海外の大学院とかだと,またプロセスがちがって興味深いです.


2011/01/24

[FPGA][verilog] 柔軟な(?)ビット幅指定

バスの一部の指定.



上の例では a[23:16] に b[7:0] が接続される.
"+:" もあり

2011/01/23

[latex] クラスファイルコマンドメモ

latex クラスファイルハックの個人的メモ.随時更新(予定)

制御文

参照
トンボ

演算

参照

フォント


余白等

参照


参照


参照

単位

参照

2011/01/11

kindle for iPhone で Project Gutenberg のアイテムが読める


kindle for iPhone のバージョンが2.5 にあがって,
Project Gutenberg のアイテムが読めるようになったらしい,ということで試してみた.

まず,サイトにいって,好きな作品を選ぶ.
今回は Agatha Cristie の The Mysterious Affair at Styles を選んでみる.
Download のタブから, Kindle のフォーマットを選んでダウンロード.

iTunes から Kindle にファイルを転送出きるようになっているので,
iPod touch をつないで転送.
すると,作品一覧に現れるので,そこから普通に読めるようになる.

ちなみに,ファイル名はそのままでも(pg863.mobi とか)ちゃんと作者と作品名は認識されてます.
(当たり前か)


自分でつくってみたmobiがどうなるかは試してないので,さっぱり.
mobiファイルの作り方はただただしさんが色々試しているので
僕もそのうち試してみよう.

追記:
と思ったけど,たださんは結局PDFがいいという結論か..
iPod ならPDFみるのに kindle じゃなくてもいいかな.
素直にkndlegenを試してみるか.


2011/01/04

2011年


2011年があけましたね.
年末は割と早めに休みにしてしまったので,今日から研究室へ.
といっても,大変そうなB4を横目にデスクトップのUbuntuを10.04 から 10.10に
アップデートして満足したので,大して何もやってません..
09.10 から 10.04 にあげたときにちょっとトラブったのだけど,
今回は何の問題もなく,あっさり終わっちゃったけど.

2010年は,個人的には後半は特にずっとD論関連で大変でした.
おかげさまで,製本論文も提出して,あとは最終的な承認(?)を待つのみ,
といったところです.
なんだかんだで,半年くらいかかったことになるのかな..

あとは,なんと言ってもW杯ですね.
ブブゼラとか,予想以上の日本の活躍とか,
いいところまで行くけど優勝できないドイツとか,
なかなか印象に残った大会でした.
いや,岡田監督には文句の一つも無きにしもあらずなのだけど..
(まだいう)


今回の年末年始は,
大掃除は早々にあきらめて(ぉぃ),積読の解消.
31日は,Geekなページさんのblog ポストでたまたま知った
昼過ぎからあったベートーベン交響曲全曲演奏
ストリーミング中継をずっと聴きながら.
いや,演奏の善し悪しはよくわからないのだけど,
実証実験ということで技術的にはなかなか面白いかな,と.

Ustream 中継ということで,
先日の宇多田ヒカルのライブの中継も見ていたのだけど,
どうなんでしょ.

Ustream でのメインのチャンネルが,
ベートーベン 2Mbps 程度に対して宇多田ヒカルは700kbps程度と3倍ほど
高かったのだけど,
視聴者数の一番多いときで(僕の記憶では)ベートーベンが7000人弱に対して
宇多田ヒカルが70000人弱と,オーダーが一桁違う感じ.
だれかこの辺いろいろ比較しないかな (他力本願).


さて,2011年は,
卒業するということもあって,環境含めていろいろ変化しそうです.
進路はまだ確定したというわけでもないので,何とも言えませんが,
ぼちぼちやって行きたいと思います

と,そんなこんなですが,本年もよろしくお願いします.