2008/09/03

ロボットによる手術


ロボットによる腎臓摘出手術に世界で初めて成功(2008/09/02) (eetimes.jp)

ロボットによる手術,といっても,
すべてをロボットが自動で手術を行うのではなく,
医師がコントローラを操作してロボットを制御して手術を行うタイプ.


このロボット,"da Vinci"は世界的にも有名なロボットで,
日本でも臨床試験は行われたものの,認可は下りてない(なはず).
(まぁ,ようするに,問題もあるんです...)

この記事にあるように,
確かに手術へのこの手のロボットの応用は意味があると思う.
ただし,気になる点が一点.

(・・・)例えばロボットは、手術においてさまざまな弊害を引き起こす要因となる、外科医の手の震えなどの「ノイズ」を除去できる。

これは,ロボットが意図して"ノイズ"を除去しているのか,
(そのように機械的,制御的に設計されているのか)
それとも非常に小さな医師の"震え"を,
ロボットが認識,もしくは追従できないために結果的に
フィルタになっているのか,ということ.
後者であればこれは性能の限界にすぎないので,
ロボットを使うことによる長所というには,ちょっと違うと思う.


それでも,この手の技術が進歩して,
日本でも普及していくことを期待してます.
(他人事のように言ってますが,いろいろ突っ込みは受け付けません 笑)


2 件のコメント:

  1. ゲインの上げ過ぎによるろぼっとの手の震えというのもある.かも?

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  2. >ena
    そんなロボットはやだねー :-P

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