先日,トルコの大学から一年弱ほど特別招聘教授として(?)うちの大学に着ていたS先生の送別会を研究室主催でやりまして.秋学期は週1でS先生の授業があって,非常に難しかったのですが,なかなか興味深いものではありました.そんなS先生から,学生に向けた言葉(意訳)
o 好きなことをやりなさい.誰かに言われてやらされていることは,66%までは割と簡単にできるかもしれない.95%までいけるかもしれない.でも100%まで行くのは非常に難しい.(1次系のステップ応答をジェスチャーで示しながら 笑)
o システムを作るのも大切だし,何かをやってみるのも大切だけど,その裏にある数学的な証明,記述が一番大切.これを見つけ出すのは非常にタフで,時間もかかるけど,例えば電磁気学で使われているような数式(マクスウェルの方程式とか)のほとんどは18,19世紀ころからの積み重ねであるし,このような数学的なものは長い間価値を失わない.(この話のちょっと前に,4月からとある大学で電磁気の実験を担当する,と言う人がいたので)
特に二つ目のほうは,さすがだな..と言う感じのメッセージです.えぇ,実現するのはめちゃくちゃむずいんですが...
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