2009/03/25
JISキーボードに関して
小寺さんのコデラノブログでのJISキーボードという喜劇記事に反応.なんでJIS配列にこだわるかなーと言う話.
個人的にはJIS配列でもいいんじゃないの?というスタンスです.調べてないので分からないのですが,世界的に出荷されている(ノートPCのも含む)キーボードの配列って,おそらくUS配列がもっとも多いとは思うのだけど,圧倒的多数と言うわけではないでしょう.世界には英語以外にも多くの言語が存在して,またキーボードの配列も(すべてではないにしても)それぞれの言語に合わせたものが存在するのだから.僕が今までにみたことのあるキーボード配列はドイツ語,トルコ語,イタリア語などなど.実物は見たことないけど,同じ英語であってもUK配列なるものも存在するし.
個人的にはUS配列のキーボードを使っているわけですが,US配列でも問題なく使えてしまう言語は日本語をはじめむしろ少ないのではないでしょうか.例えばドイツ語は,アルファベット26字にさらに a, o, u のウムラウト ä, ö,ü とエスツェット ß が必要です.(ウムラウトの字は大文字バージョンもあり) ドイツ語のキーボード配列をみれば分かるように,これらの字にはそれぞれキーが割り当てられてます.ß はshift をおす必要がありますが.(さらに言うと,yとzの位置が逆です.QWERTYじゃなくてQWERTZなわけです..) これらのキーがないときは,ae, oe, ue, ssでそれぞれ代用することもありますが,やっぱり読みにくいです.そこでIMEで,例えばUIM-m17n-latn-postなんかを使って,a" と入力すればäがでてくるようにすることはできるわけでも,かと言って既存のキーボード配列でワンストロークで打てる字をわざわざツーストロークにするのが受け入れられるとは思えないので,普段ドイツ語を中心に使っている人にとっては,US配列のメリットはかなり薄いと思います.
ということで,やっぱりJIS配列というのも,日本語入力をかな入力にするかローマ字入力にするかは個人の選択にまかせるとして,日本語と言う観点からはこだわってもいいのではないかと.覚えるキーの数が増えてもストロークの数が少ない方がいいという人がいるかもしれないし(そういう人は親指シフトを使うべき?).少なくとも,US配列ではかな入力はできないですし.(もしくは,できなくはないけど四苦八苦することは間違いなし)
まぁ,キー配列ということに関して,CTRLはAの横がいいとか,きゅうり改とか,セミコロンをリターンにしちゃう人とか(Ruby の好きなところ、嫌いなところ参照)こだわってるのは大抵"変人”ですよね.(褒めてます)
とはいえ,僕はJIS配列のキーボードは買いませんが.
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