2007/09/13

匠の技のアーカイブには位置だけじゃなく力情報も必要


指の動きを滑らかに模倣するロボットハンド (@ITより)


ダンスや武術の演武など、人間の動きをカメラで捉えてデータ化するモーションキャプチャーは一般的だが、これまで指の動きを正確に認識できる技術は存在しなかった。指の動きがあまりに複雑で速すぎるからだ。カメラの死角となって見えない部分についても処理が難しい。こうした問題をクリアし、毎秒150フレームという高速処理で人間の動きを滑らかに模倣できるロボットハンドが登場した。

すげぇ.
確かに,人間の手の自由度は20以上あるから
(完全にすべての自由度が独立に動かせるわけじゃないから微妙だけど)
その動きをキャプチャして再現するのは大変だ.


「見えない部分までデータ化できれば、陶芸工など匠の技をアーカイブ化することもできる」


でも,これは無理だと思う.
陶芸工に限らず,匠の技の真髄は力の入れ加減にあると思うので.
カメラによって位置を追うだけじゃ,
匠の技は保存も再現も出来ない.


1 件のコメント:

  1. そえそえ2007/09/14 0:28

    明後日のロボット学会でハンドを見れるという噂があるので行ってきます。
    初休日出勤です。

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