2011/07/23

cygwin on WindowsXP で OpenCV を使えるようにする。

Windows + Cygwin で OpenCVを使おうとしていろいろはまったので、以下メモ。
なんだか回りくどいので、もっとスマートな方法があったら教えてください。。

準備

MinGW

OpenCVはCMakeを使うのだけど、それを使うためにMinGWをインストール。
このあたりを参考にGCC Compiler Suite をインストール。/Path_to_MinGW/bin にパスも通しておく。

CMake

ここからGUI版のCMake をダウンロード、インストール。

OpenCVのソースコード

今回はversion 2.3 をインストールするので、ここからソースコード OpenCV-2.3.0-win-src.zip をダウンロード。

Cygwin

Cygwin に mingw-gcc-core, mingw-gcc-g++をインストール(バージョンは4.5.2-1でした)。
ついでに pkg-config もインストール。

コンパイル

CMake

CMake で、ソースフォルダ、ビルドフォルダを指定。
configure ボタンをクリック。projectは、"MinGW Makefiles" を指定。
window内の設定を確認して、configure, generate をクリック。

コンパイル

Cygwinコマンドプロンプト,もしくはMSYSでソースファイルのディレクトリに移動。
/path_to_MinGW/mingw32-make を実行してコンパイル。
(cygwin の makeだとなんだかよくわからない状態になる。。)

インストール

/path_to_MinGW/mingw32-make install でインストール。
/path_to_OpenCVBuild/install/ にインストールされる。

OpenCVを使ったプログラムのビルド、実行

準備

pkg-config を使う場合は、環境変数PKG_CONFIG_PATH に
/path_to_OpenCVBuild/unix-install を追加。
必要に応じて、opencv.pc の中のフルパスをcygwin用の表現に修正。

/path_to_OpenCVBuild/install/bin をPATHに含める。

コンパイル、実行

i686-pc-mingw32-g++ を使ってコンパイル。フラグは、`pkg-config --libs --clfags opencv` で指定。
これで、実行可能なバイナリができる、はず。

2011/07/18

Japanfest と 女子ワールドカップ決勝




この前の日曜日は,Englischer Garten で Japanfest (日本祭り)ということで,遊びにいってみた.
なんというか,わりとこじんまりとしたものを想像していたのだけど,ものすごい人口密度..
Englischer Garten の日本庭園の付近でやっていたのだけど,
Englischer Garten 自体ばかでかいんだから,もうちょっと広めにやればいいのに,,
とか思いつつも来場者の大半が(多分)ドイツ人でかなり盛況だったので,なんだか感心してしまったり.
かなり本気でコスプレしてる人も多くて,これもこれで感心してしまったり.
とはいえ,あまりに人口密度が高いので,一周まわって退散してしまったのでした..

夜はワールドカップの決勝を見ようという目論見で,
準決勝を一緒に見た2人と(Japanfest も一緒だったけど) Ratskeller というレストランへ.
レストランの奥のほうでプロジェクタで試合が見れるようになっていて,
その一角をアメリカ人と日本人で占拠 笑
試合は,前半は特にどうにも日本の動きが重い印象で,
どちらもミスが多かったけど,
ものすごいエンターテイメントな試合でした,はい.
いや,正直勝てるとは思ってなかったです,お見逸れしました.

ということで,男子サッカーがようやくベスト16に辿りつけたと思ったら,
女子サッカーは優勝してしまったわけですが.
世界的に見ても,女子サッカーの状況は男子に比べて環境は整ってはいないと思うので,
ここでちょっと本気出してみたら世界のトップレベルで居続けられると思うのだけど.
(Jリーグのクラブがユース以下のチームを持つことが義務付けられているみたいに,
女子サッカーへのコミットメントを義務付ける,とか.)
今後,どうなっていくかは注目ですな.

2011/07/14

パブリックビューイング 日本 ー スウェーデン


たまたまfacebookで,準決勝の二試合のパブリックビューイングがあるというのをみつけて,
mixi(!)のミュンヘンコミュに書きこみしてみたら興味を持ってくれた人がいたので,
一緒に観戦することに.

このパブリックビューイングは,なにか女性とスポーツとか関するイベントの一環だったようで,
メインなイベントは試合前に別にあったようで,
日本 - スウェーデン戦のときはもう人もほとんどいない状態だったので,真正面のいい場所を確保.

今回のワールドカップの試合は,(テレビ持ってないので)まともに見るのははじめてだったのだけど,
なんか,想像以上にうまかった(なんか上から目線..).
結果も3-1の逆転勝ちで決勝進出という素晴らしい物だったので大満足.
決勝もどこかでみられるといいな,と.

ちなみに,試合見てて思ったこと.
"大野さんイカツイっすねw"

2011/06/03

ミュンヘン2ヶ月

ということで,ミュンヘンに来てから2ヶ月が過ぎました.
一昨日,日本から送った船便も届いて,
今は部屋の中がダンボールの空き箱だらけですが,
だいぶものも揃って来ました.

職場環境は,割と自由な雰囲気というか,
一応目安の労働時間はあるものの,かなりフレックスな感じ.
それでも毎朝8時半ころにはオフィスについて,
夕方の5時とか6時とかに帰宅するのが(僕の場合)標準です.

日本は,震災の影響はまだまだ残っているはずなのに,
政治が足を思いっきり引っ張っているようで..
思いつきでいろいろ動いているようで,やってられない感じですねぇ..
まぁ,ドイツも2022年までに原発を止めるとか,
食中毒とか色々話題には事欠きませんが..


G大阪の宇佐美がミュンヘンに来るとか来ないとか.
ちょっと楽しみ.

2011/04/10

ご報告

あの地震が発生してから,もう一ヶ月です.

まだまだ,行方不明者が1万人を超えていて,
原子力発電所も安定的な冷温停止状態にはまだまだ遠い状態です.
自分自身の身近な部分では,具体的な犠牲はほとんどなかったのですが,
亡くなられた方たちのご冥福をお祈りし,
被災された方達にはお見舞い申し上げます.
未だ復旧すらままならない地域もあるとは思いますが,
できるだけ早く被災地域全体が復興にむけて進むことを期待しております.


というような状況ではありますが,
僕自身は3月末で博士号を取得し,
4月よりミュンヘン工科大学のポスドクに就きました.
任期はよくわかりません..

ということで,現在ミュンヘンにおります.
未だ,滞在許可も労働許可もちゃんとはおりてなくて,
アパートも探しているような仮住まいな感じではありますが.

ミュンヘン工科大学のポスドクとはいえ,
実際に働くのはとある企業の研究所です.
ボスも含め,同僚は楽しくて優秀な人たちなので
楽しく仕事ができそうではありますが,
論文投稿,という感じではないので,学会参加は望み薄ですかね.


できるだけ早く(アパート探し等を含めて)生活を落ち着かせたいものです.


ということで,南ドイツをかすめるときは,皆様ご連絡くださいませ.

2011/03/06

excite blog から blogger へ引越し

元のブログ -> Tagebuch

きっかけ

5年ほど使っていたけど,<script> が使えないとか,いろいろ不便なexcite blogからお引越し.
VPSを借りてtDiaryとかも考えたのだけど,将来的にどこにいるかでレイテンシが気になる可能性もあるなー,と思ってしまったので却下.(僕が行きそうな)世界中どこからでも同じようにアクセス出来るであろうbloggerを使うことにしたのでした.

excite blog 記事のエクスポート

excite blog には記事のエクスポート機能が存在しないので,エキサイトブログ引越しを使って,fc2ブログ形式でエクスポート.このとき,スキンが"シンプルパターン"じゃないとうまくいかないっぽい.

fc2形式 -> blogger形式

fc2ブログ形式では,bloggerにインポートできないので,blogger形式に変換する必要がある.fc2ブログ形式は,Movable Typeの形式とほぼ同じようなので,google-blog-converters-appengineが使える.この中の movabletype2blogger で変換できるのだけど,movabletype2blogger が想定している日付に関するフォーマットが,fc2ブログ形式として吐き出されたデータのフォーマットと食い違っているので,下記のように修正する必要がある.
Index: src/movabletype2blogger/mt2b.py
===================================================================
--- src/movabletype2blogger/mt2b.py (リビジョン 91)
+++ src/movabletype2blogger/mt2b.py (作業コピー)
@@ -305,7 +305,8 @@
 
   def _FromMtTime(self, mt_time):
     try:
-      return time.strptime(mt_time, "%m/%d/%Y %I:%M:%S %p")
+      #return time.strptime(mt_time, "%m/%d/%Y %I:%M:%S %p")
+      return time.strptime(mt_time, "%m/%d/%Y %H:%M:%S")
     except ValueError:
       return time.gmtime()

blogger にインポート

上で修正したスクリプトで吐き出したxmlをbloggerにインポートすれば,記事とコメントの移行は完了.(このとき,bloggerのタイムゾーンをGMT+00にしておかないと,時間がおかしくなる..?)トラックバックは消えてしまったけど,まぁ,ほとんど使ってなかったしな.あと,画像は元のexciteブログから引っ張ってきているだけなので,必要に応じて手動でアップロードするなど.まぁ,excite blogも消さずに残しておくつもりなので,そのままでいいかな.

終わり

ということで移行終了.昔からやってみたかった SyntaxHighlighterも導入.verilogとgnuplotとbibtexがサポートされてなかったので,自分でjavascriptを書く.これは(あとLaTeXのも)githubにあげたので興味ある人はどうぞ.

2011/02/12

博士への長い道


一ヶ月ほど前に
提出した博士論文が大学に(より正確には専攻教員会議に)
受理されたということなので(はい,皆さん拍手!),
これまでの博士への長い道のりをまとめてみたいと思います.
題して博士への長い道 inspired by itojunさん

まず,博士とは,

博士 (Doctor) の学位は、国によって多少の差異はあるものの基本的に最上位の学位と
して位置づけられている.通常は、大学など高等教育機関や学位授与機関における学士
又は修士及びそれと同等の学力があると認められた者が、大学院の博士課程あるいは博
士後期課程を修了することで取得できる.(後略) from wikipedia

ということで,4年生大学を卒業すると"学士(Bachelor)",
その後修士課程を卒業すると"修士(Master)"
さらに博士課程を卒業すると"博士(Doctor)"の学位がそれぞれ与えられます.
(単位取得退学はおいときます)
ということで,博士号は学歴のなかでも一番高いところに位置づけられるので,
博士号が大して評価されないとある国の社会は学歴社会ではないのはまた別な話.

博士取得の基本的な話は,itojunさんのところに書いてある通り.
ただし,計算機科学専攻はもうなくなってしまっていているのと,
僕が所属してるのは総合デザイン工学専攻というまたちょっと違った専攻なので,
違うところもあります.

博士論文を執筆するための条件は,
原著論文複数本(ようするに2本以上)ということでした.
これは,理工学研究科の履修案内に明記されてます.
(それ以外でもいいようにちょっと曖昧にはなってますが..)


承認までのプロセスは,
学位論文の審査開始を審議 (専修会議)
->
公聴会 (public hearing)
->
論文修正
->
最終審査 (final defence)
->
論文修正,確認
->
審査結果確認
->
製本して大学に提出
->
審査結果の承認 (専攻会議)

必要な書類や注意事項なんかは,わりとwebにあがってます.


ということで,結構大変なプロセスだったので,
これからやるという人はいろいろ覚悟するといいと思うよ! 笑

ほかにも,"博士への長い道"で検索するといろいろ出てくるので,
興味ある人は是非.
海外の大学院とかだと,またプロセスがちがって興味深いです.