一時帰国
親族の通夜や告別式に参列するために一時帰国してました. 月曜日の朝に連絡をうけて,その日の夜にチケットをとって, 水曜ミュンヘン発,木曜に日本着.その日のうちにお通夜,翌日告別式で, また月曜日にミュンヘンに戻るというなんとも慌ただしい日程でしたが.. たまたま水曜日から休暇だったのが,なんというか,幸運だったのかもしれません.
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日曜日は3月11日だったわけですが, 去年,ミュンヘンにきたときは,まさか日本で一年後のこの日を迎えるとは思っていなかったのもあって, なんというかいろいろ感慨深いものが. 金曜日の夜あたりにテレビで自衛隊の活躍を紹介していた特番をやっていたのだけど, 1995年の阪神大震災の時は,メディアが自衛隊が出動したことに触れること自体を避けていたような印象があって, だいぶ変わったなー,と.(1995年当時は小学生だったし,個人的な印象なので,間違ってるかもしれないけど..)
地震や津波にような災害に遭遇した時に生き残れるかどうかは所詮確率論なので, いかに生き残れる確率を上げるように行動できるかが重要で, そのためには今回の震災を含めた過去の事例の積み重ねが大切なわけです. が,僕がテレビや新聞で見た範囲では,そういうことの総括や解説というよりも, 感傷や感情に訴えるものが圧倒的だったような気がして, もちろんそういうのも大切だけれども,なんだかな,と. もちろん,sinsai.infoとか google crisis responseとか, こう言ったものもあるわけで. このあたり,バランスのとり方って,ある意味日本の課題だと思うんです.