一ヶ月ほど前に
提出した博士論文が大学に(より正確には専攻教員会議に)
受理されたということなので(はい,皆さん拍手!),
これまでの博士への長い道のりをまとめてみたいと思います.
題して博士への長い道 inspired by itojunさん
まず,博士とは,
博士 (Doctor) の学位は、国によって多少の差異はあるものの基本的に最上位の学位と
して位置づけられている.通常は、大学など高等教育機関や学位授与機関における学士
又は修士及びそれと同等の学力があると認められた者が、大学院の博士課程あるいは博
士後期課程を修了することで取得できる.(後略) from wikipedia
ということで,4年生大学を卒業すると"学士(Bachelor)",
その後修士課程を卒業すると"修士(Master)"
さらに博士課程を卒業すると"博士(Doctor)"の学位がそれぞれ与えられます.
(単位取得退学はおいときます)
ということで,博士号は学歴のなかでも一番高いところに位置づけられるので,
博士号が大して評価されないとある国の社会は学歴社会ではないのはまた別な話.
博士取得の基本的な話は,itojunさんのところに書いてある通り.
ただし,計算機科学専攻はもうなくなってしまっていているのと,
僕が所属してるのは総合デザイン工学専攻というまたちょっと違った専攻なので,
違うところもあります.
博士論文を執筆するための条件は,
原著論文複数本(ようするに2本以上)ということでした.
これは,理工学研究科の履修案内に明記されてます.
(それ以外でもいいようにちょっと曖昧にはなってますが..)
承認までのプロセスは,
学位論文の審査開始を審議 (専修会議)
->
公聴会 (public hearing)
->
論文修正
->
最終審査 (final defence)
->
論文修正,確認
->
審査結果確認
->
製本して大学に提出
->
審査結果の承認 (専攻会議)
必要な書類や注意事項なんかは,わりとwebにあがってます.
ということで,結構大変なプロセスだったので,
これからやるという人はいろいろ覚悟するといいと思うよ! 笑
ほかにも,"博士への長い道"で検索するといろいろ出てくるので,
興味ある人は是非.
海外の大学院とかだと,またプロセスがちがって興味深いです.